通信制大学を卒業した有名人
通信制大学を選択する人や子どもが通信制大学を選んだご両親は、「その後どうなるのか？」
これが気になっていると思います。
通信制大学は、働きながら学びたい人や、時間や場所にとらわれずに学習を進めたい人にとって重要な選択肢です。日本・海外を問わず、さまざまな分野で活躍する有名人の中にも、通信制大学を卒業した人物は少なくありません。
安易な考えではありますが、今回はそんな通信制大学を卒業した偉人にどんな人がいるのかを紹介したいと思います。
日本の通信制大学卒業の有名人
美輪明宏（俳優・歌手）
早稲田大学第二文学部（通信課程）に入学。芸能活動の傍ら学びを続けたことで知られています。
岸谷五朗（俳優・演出家）
日本大学通信教育部を卒業。俳優業と並行して学び、舞台演出などに知識を活かしています。
村上弘明（俳優）
法政大学通信教育部に在籍。刑事ドラマなどでのリアルな演技に法学の知識が反映されているとも言われています。
テリー伊藤（タレント・演出家）
東京農業大学の通信課程を受講していた時期があるとされています。学歴コンプレックスを乗り越えたという話も有名です。
海外の通信制大学卒業の有名人
ネルソン・マンデラ（南アフリカ元大統領）
University of South Africa（UNISA）で法学の学位を取得。獄中で通信教育を通じて学び続けました。
シャキール・オニール（元NBA選手・実業家）
University of Phoenix（オンライン大学）でMBAを取得。NBAでのキャリアと並行して学び、現在は経営者としても成功しています。
アーノルド・シュワルツェネッガー（俳優・政治家）
University of Wisconsin-Superiorの通信教育課程でビジネスと国際経済学を学び、学士号を取得しています。
ヒラリー・スワンク（女優）
芸能活動と並行して心理学系の通信教育を受けていたとされ、自らの役柄に学びを活かしていると言われています。
通信制大学が選ばれる理由
通信制大学がこれほど多くの著名人に選ばれる理由は、「時間と場所の自由」「働きながらでも学べる」「学歴として正式に評価される」などが挙げられます。特に海外ではオンライン教育の地位が高く、履歴書や経歴にも正規の大学卒業と同様に記載されるのが一般的です。
まとめ
通信制大学は、ただ「通学できない人のための代替手段」ではなく、むしろ人生の途中で学び直したい人、専門性を身につけたい人のための「もうひとつの入り口」です。著名人たちの姿からも、それが新しいステージへの足がかりとなっていることがわかります。自分のペースで未来を切り拓く手段として、通信制大学はこれからも大きな可能性を秘めています。
まだまだ、通信制大学卒業の人数は多くはありませんが、今後ITのさらなる発展によって学び方は場所を選ばなくなり、通信制大学を利用する人は増加し、社会も通信制大学卒業者の採用も広がっていくことでしょう。